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RODEO HYDRAULICS の日常を、ゆるく、時にはツッコミを交えながら書いています。
作業中のハプニングや、クラシックアメ車ならではのクセ、「なんでこうなるんだ…」というアメ車あるある、そしてお客様とのやり取りや、ありがたい差し入れの話まで、工場の空気をそのまま感じていただけるブログです。
アメ車だけでなく、国産車や他ジャンルの車が登場することもありますが、どの車にも共通しているのは、“触っていて楽しい”“つい笑ってしまう” という RODEO らしい視点。
ちょっとした裏話やぼやきも含めて、気軽に楽しんでいただければ嬉しいです。
2026/11/01(Sun)
時々ブログ Tさん 1992 日産D21 パート9
D21続きです!
先日、陸事で知り合いの方からツッコミが入りました。
ブログ記事のあのマニホールドゲージR12用じゃないよね?
おっ!?
よく見ていますね!
交換マン嬉しいです(笑)
その通り。
交換マン、R12専用ゲージは持っておりません。
今回使用しているのはR134a用マニホールドゲージです。
えっ!?
それ大丈夫なのかって?
はい。
今回使用したのは純正R12ではなくR12再生ガス(代替ガス)です。
なので交換マン、最初からR12の規定量や温度換算目盛りだけを信じて作業しておりません。
この間も記事にしましたが再度書きますね。
えっ!
じゃあ何を見ているんだって?
サイトグラスです。
圧力です。
吹き出し温度です。
エバポレーターから流れ出る排水です。
そして実際の冷え具合です。
今回使用した冷媒は純正R12とは性質が異なるため、
メーカー規定量ピッタリ入れれば正解という訳ではありません。
だから交換マン、
冷媒を入れては確認。
また入れては確認
ひたすらガン見です(笑)
結果として、
サイトグラスは透明。
圧力も安定。
吹き出し温度はアイドリングで9℃。
少し回転を上げると3℃。
エバポレーターからは水がガンガン排出。
これだけ証拠が揃えば交換マン的には合格です。
つまり今回見ていたのはゲージの色ではなく結果。
数字ではなく現象。
机の上の情報より目の前のD21が出している答えを優先した訳です。
結果オーライ!
もちろん交換マンのやり方が絶対正しいなんて思っておりません。
世の中にはもっと良い方法もあるかもしれません。
もっと効率の良い診断方法もあるかもしれません。
なので
「交換マン何言ってんだよ!」「こんな方法もあるぞ!」
「そこはこうした方が良いぞ!」
なんてご意見がありましたら是非伝授してください。
交換マン嬉しい限りでございます。
そして何やら怪しい機械を持ち出してきたぞって?
交換マン現場鑑識班の仕事も終わり、今度は科捜研の出番です(笑)
ブラックライトによる鑑識捜査では漏れの痕跡は見当たりませんでした。
ですが交換マン科捜研はそれだけでは終わりません。
最近の科捜研は指紋だけじゃありません。
温度も追跡します!
サーモグラフィを使うと肉眼では見えない温度分布が丸見えになります。
冷媒がちゃんと仕事をしているのか。
どこで温度が変化しているのか。
どこまで冷えているのか。
全てが色で見えてしまう訳です。
えっ!?
そこまでやるのかって?
もちのロンです。
交換マン科捜研は容疑者を簡単には信用しません。
鑑識でシロ判定。
そして科捜研で裏付け捜査です(笑)
科捜研最終捜査結果。
一つご説明。
画像を見ると、
左上に105℃。
右側の温度スケールは57℃~179℃。
十字カーソルがエンジンルーム内の金属部を狙っています。
えっ!?
105℃!?
D21炎上したのかって?
いえいえ
この機械は画像全体が105℃と言っている訳ではありません。
十字カーソルが指している場所の温度が105℃という意味です。
ですので画像全体が105℃になっている訳ではありませんのでご安心ください。
科捜研もたまには補足説明が必要なんですよね
鑑識班による蛍光剤捜査。
科捜研による温度解析。
捜査本部による現場検証。
その結果・・・
漏れの証拠も発見出来ず。
容疑者D21エアコンシステム。
証拠不十分につき完全釈放!
交換マン刑事による長期捜査もこれにて終了です
完全にシロと判明!
証拠隠滅工作の形跡も無し!
蛍光剤による鑑識捜査。
サーモグラフィによる科捜研解析。
双方の証言も一致しました(笑)
という事で容疑者D21エアコンシステムは無罪放免。
長かった捜査も一件落着です。
えっ!?
事件解決したのに何でまた洗うんだって?
もちのロンです。
現場検証で付着した蛍光剤やオイル汚れをそのままにしておく訳にはいきません。
もし次回何か起きた時、
昔の証拠なのか、
新たな犯行なのか、
分からなくなってしまいますからね。
という事で証拠保全ならぬ証拠抹消
下回りを再度洗浄してリセットします。
この方がイメージつきやすいですかね。
ブラックライト=鑑識 サーモグラフィ=科捜研 漏れ無し=不起訴 システム正常=釈放 下回り洗浄=現場清掃
定期購入を検討しながら完成検査へ突入です!
えっ!?
何の定期購入だって?
もちろんドモホルンリンクルです
現場清掃を頑張り過ぎて潤いまで流してしまいましたからね。
そんな事はさておき完成検査開始!
サイドスリップ良し。
ブレーキ制動力良し。
スピードメーター良し。
排ガス良し。
そしてライト調整へ。
伝統技法。
相変わらずのアフリカ式です
壁を見て。
ライトを点けて。
眩しい!
右良し。
左良し。
さて陸事のコースへ入る前に一発行きま~す♪
・・・なんて事はしておりません(笑)
えっ!?
そのマイク何なんだって?
そう思われた方へご説明です。
現車は8ナンバー放送宣伝車の一時抹消車両。
今回は再び放送宣伝車として登録するため、本来装着されている設備も復元しておく必要があります。
もちろんマイクだけ付いていれば良い訳ではありません。
車体形状や設備の仕様も、登録内容と一致していなければなりません。
つまり言ってしまえば、
ただの飾りではなく職務質問中の警察官が持っているメモ帳くらい大事な装備です
という事で書類良し。
設備良し。
灯火類良し。
そして検査コースへ突入。
サイドスリップ良し。
制動力良し。
スピードメーター良し。
排ガス良し。
下回り良し。
ライトは相変わらずのアフリカ式。
えっ!?
さっきまで鑑識だの科捜研だの言ってたのに最後はアフリカ式かって?
ご安心ください
ライトは事前にライトテスター完備店にてきっちり調整済みです。
交換マンもそこは命懸けの勘だけではやっておりません。
そして最後は測定コースへ。
車の身長。
車の体重。
車のスリーサイズ。
まるでアイドルオーディション並みに細かく測定されます(笑)
えっ!?
そんなに見られるのかって?
一時抹消車ですからね。
車だってオーディションを受けるんです。
そして全ての審査を無事通過。
予備検査証も発行していただきました。
これにて任務完了!
D21復活プロジェクト。
パート1からパート9までの長い道のりもこれにて完結です!
Tさん大変お待たせいたしました。
そして最後までご覧頂いた皆様ありがとうございました。
次の事件現場でお会いしましょう




















