RODEO HYDRAULICS の日常を、ゆるく、時にはツッコミを交えながら書いています。
作業中のハプニングや、クラシックアメ車ならではのクセ、「なんでこうなるんだ…」というアメ車あるある、そしてお客様とのやり取りや、ありがたい差し入れの話まで、工場の空気をそのまま感じていただけるブログです。
アメ車だけでなく、国産車や他ジャンルの車が登場することもありますが、どの車にも共通しているのは、“触っていて楽しい”“つい笑ってしまう” という RODEO らしい視点。
ちょっとした裏話やぼやきも含めて、気軽に楽しんでいただければ嬉しいです。

2026/07/16(Thu)

時々ブログ      パクさん 64インパラ パート10

スピードメーター不動のため、メーター本体を取り外し、内部機構の作動状態を単体で確認。
ケーブル入力部の固着・内部ギアの噛み合い不良を点検する。

スピードメーター針は単体で正常作動を確認。
メーター照明に点灯しない箇所があるため、電球本体・ソケット接点・配線・アース不良の有無を順に確認する。

スピードメーター不動の原因はメーターケーブルが

途中で切れちゃってました!

パクさん希望により、純正メーターASSYは使用可能状態でしたが、
Dakota Digital 製 RTXへ換装する方針となり、純正メーターを取り外し。
純正外観を維持しつつ内部をデジタル化するため、付属コントロールボックスを新規設置し、
車速信号は付属VSSへ変更、電源・アース・各センサー信号を RTX 仕様にて引き直し。
燃料計・水温・電圧・オイル圧・ギアポジション各表示の初期設定を行います。

内部はデジタル化になるため

車速信号・燃料計・水温・オイル圧・ギアポジション各系統は、
従来のアナログ機械式から RTX 付属の電気信号センサー入力方式へ変更。

RTX 本体のデモ画面を起動し、各種機能の動作確認を実施。
スピード・タコ・燃料・水温・油圧・電圧・ギアポジション表示の切替、
バックライトカラー変更、トリップ・オドメーター、警告表示、
各種サブメニューの操作性を確認し、正常に動作することを確認済み。
純正外観を保ちながら多機能化されており、嬉しい機能が多数搭載されていることを確認。

なお、ブザー音は一旦消音設定にしてあります。
基本設定した後はパクさんの好みに合わせて、自由に設定をチョイスして楽しんでもらいましょう!

水温・油圧・電圧は純正アナログ式から RTX 電気信号入力へ変更したため、
各センサーの実測値と RTX 表示値の整合性を取る補正設定を実施。
エンジン始動後、冷間〜暖機までの水温上昇カーブを確認し、
油圧はアイドル・2000rpm・3000rpm の各ポイントで実測値と表示値を比較して補正。
電圧表示は
オルタネーター発生電圧(バッテリー端子実測値)と RTX 表示値に誤差が無いことを確認済み。
全ての表示が実測値と一致することを確認済み。

燃料計は純正のアナログ抵抗式センダーを使用します。
RTX コントロールボックス側で燃料残量のキャリブレーション設定を実施。
タンク内残量に合わせて「Empty(空)」「Full(満)」の抵抗値を読み取り、
RTX 本体へ実測値を登録することで、デジタル表示と実際の燃料残量を一致させた。
設定後、キーON時の指示値・正常に追従することを確認済み。
残量2パーセントしかない・・・

キーON時の指示値が「空~満タン」まで正しく追従するかを確認し、
実際の燃料残量と表示値が一致していることを確認済み。

シフトポジション表示は純正機械式インジケーターから RTX デジタル表示へ変更するため、
コントロールボックス側で PRND21 各ポジションの入力信号を登録。
本車両は TH350(3速AT)のため、シフトレバーを
“P → R → N → D → 2 → 1” の順に操作し、
各ポジションの表示が正しく切り替わることを確認しました。
スピードメーターは走行しながらキャリブレーションモードを起動し、
実際の速度に合わせて表示速度が正確に追従するようテストドライブと共に行います。

Dakota Digital RTX コントロールユニットとシフトポジションユニットは、
配線取り回し・メンテナンス性・振動対策を考慮し、
最終的にグローブボックス内へ設置することに決定。
両ユニットを並列配置し、固定位置を確保したうえでハーネス長を最適化し、
後日設定変更や点検が容易に行えるレイアウトとしました。
その結果、グローブボックスは“収納スペース”から
デジタルユニット専用ルームへと華麗に転職しました。
もうティッシュも車検証も入いらない不便仕様・・・