RODEO HYDRAULICS の日常を、ゆるく、時にはツッコミを交えながら書いています。
作業中のハプニングや、クラシックアメ車ならではのクセ、「なんでこうなるんだ…」というアメ車あるある、そしてお客様とのやり取りや、ありがたい差し入れの話まで、工場の空気をそのまま感じていただけるブログです。
アメ車だけでなく、国産車や他ジャンルの車が登場することもありますが、どの車にも共通しているのは、“触っていて楽しい”“つい笑ってしまう” という RODEO らしい視点。
ちょっとした裏話やぼやきも含めて、気軽に楽しんでいただければ嬉しいです。

2025/11/28

時々ブログ           続き③

続きです。
フロント足回りを

ガン見してきましょう

蜂の巣の空き家発見!
解体作業しときました!

スウェイバーブッシュはパサパサの物やひび割れ部分もありますね

外してみたら――
中のバーがやせ細って「骨密度減少!」まるで健康診断で要注意マークが出たおじいちゃんの骨のよう…。
そのまま走っていたら、突然「ポキッ!」と骨折する可能性も。
まさに車の足回りに潜む骨粗しょう症!
しかも、スウェイバーエンドリンクを外してスリーブを抜かないと見えない場所だから、普段は隠れた病巣

アイドラアームやタイロッドに激しいガタありです!

アストロ、サファリはアイドラアーム・タイロッド・スリーブはガタが出やすい定番消耗部品ですね
素性不明車や走行距離が伸びた車両では交換歴があるかどうかを確認し、未交換なら早めのリフレッシュが安心ですので今回新品に交換致します。

長い間ご苦労さんでしたと感謝の気持ちを込めて

リレーロッドは再利用しますので洗浄して

NEWパーツに取り付け完了

アッパーボールジョイントの割りピンが左右入っていなかったので入れときました!

各部のグリスアップも致しましょう

ハブベアリングも回したり揺さぶったりしてもガタや異音や引っかかりは感じられませんでしたが、あからさまにノーメンテ感が臭うグリス色・・・
今後ローター交換希望があるので今回はスルー

リヤのバンプストップラバーが不在

バンプさん入国しましたので

観光ビザで来たのでは無いので永久に滞在してもらいましょう!

原動機番号錆錆で目視出来なかったのでワイヤーブラシでゴシゴシしてクッキリ確認できるようにしときます。
検査の時原動機型式確認がありますのでね!

なぜ検査で原動機型式を確認するのか?
それはズバリ――車の身元確認。
「このエンジン、本当にこの車のもの?」「改造や載せ替えは正しく申請されてる?」
まるで入国審査でパスポートチェックするようなものなのです。


お次はスモークテストをしていきましょう
車にスモークマシンをつないで煙を送り込むと…
まるでクラブやパーティ会場のようにスモークが焚かれて、怪しい人が隠れているのを炙り出すようなもの。

メリット①:漏れ箇所が自己申告
煙がモクモク出てくる場所=「ここから漏れてます!」と酔っ払いが勝手に踊り出すようなもの。

メリット②:探す手間なし
普段は見えない隠れキャラが、スモークで一気にステージに登場。探偵いらずで犯人確定。

メリット③:余計な分解不要
パーティで照明とスモークを焚けば、誰が怪しいかすぐ分かる。わざわざ全員に職務質問しなくても済む。

風船膨らませて密着させて

見えるかな?

OH!イェィ!
パーティスタイルでモクモク出てきてるんですけど

モクモク過ぎてどこから出てるのか分からなかったので少し邪魔な部品外して見たら

何とEGRからモクモク出てた!
ガスケット劣化か?

ボルトを外していくと――
片側だけメチャクチャ硬い!「なんでだ?」と思って外してみたら…
なんと、片方だけボルトの長さが違うものが付いていて、EGR本体がグラグラ状態。
しかもそのボルト、長さが合わないから相当無理やりねじ込んだらしく、変形してる…。

過去にEGRを外す用事が合って片側のボルトを紛失して長さ違いのボルトを入れた模様だ

ガスケットは入っておらず液ガスで節約仕様だった?

EGR取り付く部分の液ガスはペローンと直ぐ剥がれた?

ボルト穴も生きていてよかったよ、途中でボルト折れてたら取るの大変ですからね!

元のEGRは清掃すればまだ使用可能な状態でした。
しかし「せっかくだから新品に交換してほしい」とリクエストをいただいたので、NEW EGRに交換!
古い部品を再生して使うのも整備の醍醐味ですが、今回は新品投入で安心感アップ。
グラグラしていたEGRも、ピシッと固定されてOH!イェィ!!

今回スモークリークテストで発見出来た所
スロットルボディ上のパッキン
→ これ、アストロでは定番の“あるある”ポイント。長年の使用で固くなり、隙間からモクモク…。
レゾネータに付くホース
→ 触ると“フカフカ”になっていて、まるで古いスポンジのよう。ここからもしっかり煙が自己申告。
EGR取り付け不良による漏れ
→ ボルト長さ違い&グラグラ事件の3ヶ所でした。
目視やパーツクリーナーではなかなか発見しづらいリークも、
スモークを流し込めば 「ここだよ~!」と煙が自己紹介してくれるので確実。
その様子はまるで
ライブ会場のスモークに包まれてスターが飛び出してくる瞬間!
あるいは土木現場で「土器出てきた!」工事中止と叫ぶ現場監督!

バルブカバーガスケットは、オイル漏れというより長年のコッテリ汚れが固まっている状態。
まるで鉄板にこびりついた焼肉のタレのよう…。
今回はスルーですが、また何かのタイミングで交換をおすすめします。
「固まったコッテリ」は歴史を物語る証拠でもありますが、放置すると次第に滲みやすくなるので要注意。

そんな小話も含めて、また時々ブログでお会いしましょう。
次回はどんな“味わい深いネタ”が飛び出すか、お楽しみに!