ロデオ ハイドロリクス

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時々ブログ          続き2025/11/26(Wed)

Mさんサファリ続き編です。
灯火類の点灯確認
ヘッドライト(ハイ/ロー)、スモールランプ、ウインカー左右、ハザード、ブレーキランプ、バックランプ、フォグランプなどが正常に点灯・点滅するかをチェック。正常だったのはバックランプとフロント右ウインカーだけだった。

ワイパー・ウォッシャー液
視界確保のため、ウォッシャー液が噴射されるか、ワイパーが正常に動作するかを確認。ワイパーゴム擦れまくりの千切れ状態でした。

クラクション(ホーン)
音量・音質が基準を満たしているかを確認。普通に鳴った。

その他外観チェック
ドアミラーの損傷(右ミラー半分浮いていた)外回りチェックに不具合箇所修理して、車内に乗り込んだ時に思わず失禁してしまいました・・・我慢出来ないお年頃になっておりますのでしょうか? カーペットを汚してしまいました・・・


あっこんな所まで飛んじゃった・・・


わっ〜デッキの所までビショビショ


ウワッ〜助手席も濡れてる


後部のドリンクホルダーまで濡れてる


左後部トレイは水で満タン


後部右トレイは半タン状態


ヘッドライトスイッチ裏辺りからも


パネル裏側とスイッチ内部にも水入ってる・・・


ウワッ〜溜まってる水、こぼしてしまいました・・・
なおさらカーペットビショビショ!
介護求む!


助手席も目視出来ない部分もパネル外してガン見
漏電は大丈夫か?


メーターは外して


水分をエアーブローして


メータパネル内の電球1個玉切れ起こしていたので交換
しかしガビガビで外れずソケットを万力に掛けて固定してラスペネ大盛掛けてやっと電球取ったよ!何でこんなに硬くなった?


オーバーヘッドコンソロール裏辺りもガン見
丁度すべてのスイッチが使えないから見てくれと言われていたので点検しましょう


水侵入経路もガン見


配線などマルチテスター使って色々確認


バッ直で全て確認!


すると――すべてのスイッチが「生きてるぞ!」と元気に点灯。
調光器もピカピカと息を吹き返し
ところが…オーバーヘッドコンソロールの配線を辿っていくと、なんと本元で電源供給線がブッツリ切断されているではないか!
まるでベトコン仕掛けのトラップ。
推測するに――昔、不具合があって「ここは切っとけ!」と誰かが応急処置したのだろう?


ヘッドライトスイッチを外して、水が混入していないか確認しようとした――その瞬間!
「ガチッ!」と異様な抵抗感。
よく見れば、パネルごと強力ボンドらしきものでガッチリ固定されているではないか。
本来ならスイッチだけ外せる仕様なのに、なぜか「二度と外せない仕様」にカスタマイズ済み。


ヘッドライトカプラーも何故か外れない?ボンド止め?
ちょっと無理やり外そうとしたけど
強引に外して再利用不能危険行為となりそう!
配線も補習跡が数カ所ありましたので


強引な事をしたいので「バキッ!」と破壊してしまうかもしれない…。
そんな不安を抱えつつ、オーナーさんに報告&相談。
パネルは予備持ってるとの事ですのでパネルはストック品に交換して、新しいヘッドライトハーネスとスイッチに交換希望との事でしたので新しい物に交換します。


スイッチハーネスはGM純正品を使用
スイッチも取り付けて完了!
完了画像無かったです。


水混入で完全沈黙していたナビ…。
持ち込み頂いたストックナビに交換して、見事復活!
「よし、完了!」と
あれ?完了画像が無い。
ただの配線画像だけお楽しみ下さい。


次はお持ち込み頂いたタコメタ―を取り付け


配線接続して付けて確認すると回転数メチャクチャ・・・
何だ?


説明書も付属されていたので


何回も確認!
取扱説明書にしっかり「設定方法」が記載されているので、その通りに設定するも――
出てきた回転数はまったくのでたらめ!
まるで占い師が適当に言った数字のように、針が踊り狂う。
「えっ?これ本当に正しいの?」と首をかしげる
何か間違いてるのかなとばかりに暴走モード。
結果、「設定通りなのに設定通りじゃない」というパラドックスに突入。
「これはマニュアル詐欺か?」と一人ツッコミ!
それで他の車で試しても同じ症状になってしまったのでこれは粗悪品と判明!


タコメータはオートメーターの新品の物に交換してバッチリ!
取付位置は希望の場所に固定して完了!
ここでちょっと真面目なお知らせです。
当店では お持ち込みパーツの取り付け も承っております。
ただし――

本体が壊れていて機能しない!壊れているパーツは、取り付けてもただの置物ですが作業工賃はしっかり発生します。


・格安パーツは宝くじ。大当たりもあればハズレもある残念ながら粗悪品も多く出回っています。

「安物買いの銭失い」にならないよう、よ〜くチョイスして下さい。


持ち込まれたパーツに欠品があったり、そのままでは取り付けできず加工が必要になることもあります。
→ その場合は「パズルの追加ピース代」として費用がかかります。


失禁の原因は皆さん フロントウインドウまわりのウエザーストリップ(ゴムモール)劣化 と ガラスシール剤の硬化・ひび割れ でしょと思ったでしょ
実際アストロやサファリといったUS旧車では フロントウインドウまわりのウエザーストリップ(ゴムモール)劣化 と ガラスシール剤の硬化・ひび割れ が定番トラブルです。
がこちらのサファリガラス置いてあっただけ!!ガラスの重さとワイパーとウエザーストリップで辛うじて固定されていました・・・
何気なく内側からガラスを押したら――
「パッカパッカ!」とまるでフタ付きお菓子箱のように浮いちゃう!
いや、浮くどころか外れちゃう勢い。
これでは雨の日は「水漏れ放題ショータイム」確定。
こんなカスタムは初体験でした。


ガラス屋さんに来ていただき


NEWガラスモールに変えて取り付けしていただきガッツリ圧着固定!もちろん水漏れなんか無し!


後部両サイドは応急処置で良いとの事なのでガラスシーリング材で


対応して失禁対策も無事完了!
ふぅ〜、ここまで来ると僕自身が失禁しそうなので、今日の“時々ブログ”はここまで!次回時々ブログをどうぞお楽しみに!


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