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時々ブログ         Mさんサファリ2025/11/24(Mon)

Mさんサファリ中古新規でお預かり!
このMさん、実は筋金入りのハイルーフ好き。アストロ、アストロ、そして今回のサファリで3台目。まるで「屋根は高くなきゃ気が済まない!」という哲学を持っているかのよう。
今回のサファリも、持ち込み車両というか…購入先が“販売のみ”の店舗。つまり「売るだけ、車検はやらないよ」というスタイル。そこでMさん、次は大手車検専門店に依頼。書類も揃えて予約日もバッチリ。ところが当日、堂々と持ち込んだら――
「すみません、こちらではできません」
と、まさかの門前払い!予約までしていたのに、まるで野球の試合開始直前に「今日はグラウンド使えません」と言われたような衝撃。そこでMさん、慌てて当店へSOS。
話は変わりますが、これ実は“あるある”なんです。並行車を大手車検専門店に持ち込んで、予約までしていたのに当日「できません」と断られるケース、過去にも多数あり依頼を受けた事もあります。まるで「並行車お断りスタンプ」が隠し持たれているかのよう。
さあ!ここからが我々の出番。まずはサファリをガン見点検!


行き成りバッテリー上りからのスタート
ヘッドライトはすでに交換済みの画像ですが


GM紋所入り、日本仕様カット入りレンズに交換!
なぜかって?――各県の陸運局ではまだライト検査の適応がバラバラ。ところが長野陸運局は年式で完全ロービーム検査。つまり「ハイビームでごまかし」は通用しない厳格スタイル。
Mさんのサファリは、その“ギリギリ引っかかる年式”。まさに検査官の目が光るゾーンに突入。ここで日本仕様に交換しなければ、検査ラインで「はい、アウト!」と一発退場の可能性大。
そこで登場するのが――GM紋所入りの日本仕様レンズ!
まるで「これぞ正統派!」と胸を張るかのように、カットラインがピシッと決まる。検査官も「おっ、これは文句なし」と頷く瞬間。
並行車あるあるの“ライト問題”も、こうして現場で解決。まさに 「ハイルーフ好きMさん × サファリ × 日本仕様レンズ」 の三拍子が揃った、現場ドラマの一幕です。


もちのロン、電球も交換して光量対策!
古い電球って、見た目はまだ点いていても、実は光量不足で検査ラインでは「暗いですね」と一発アウトになることがよくあるんです。
だから当店では “電球は消耗品、交換は投資” を合言葉に推薦。新品に替えると、光がピシッと伸びて「おおっ、これぞ正しいロービーム!」と検査官も納得。
交換後はキラリと輝く。並行車あるあるの“光量不足問題”も、こうして解決。


スモール不点灯・・・
コーナーレンズ開けて電球確認


外して見たら――端子部グラグラ剥き出し!
まるで歯医者さんに「歯周病ですね」と言われる瞬間のような、頼りないスタイル。
電気の通り道がグラグラしていると、まさに“歯が抜けそうな口元”そのもの。


電球交換して


確認しない人いないと思うけど、もちのロン点灯確認!


サイドウインカー不点灯・・・
電球交換しても不点灯!


外してみたら――出ました!エレトリックタップで泥棒配線仕様。
まるで「ちょっと失礼、ここから電気いただきます!」と勝手に枝分かれしたような怪しい接続。案の定、そのポイントで電気が途切れていた…。
これじゃあまるで、電気の世界の“万引き犯”。配線が「俺、ここで力尽きるわ…」とグラグラしている姿は、完全アウト。


そこで登場するのが、我らが頼れる ギボシ君とハンダ先輩!
「任せろ!俺がピシッと繋いでやる!」とばかりに、カチッと確実な接続を決めてくれる。電気界のヒーロー。


ベロ〜ン!
装着してサイドウインカーは完了!


テールランプ何故か中でひび割れ!
光漏れ!アウト〜×
車検ラインでは、テールランプの割れは意外と厳しく見られます。損傷が大きくて光が漏れたり、雨水が浸入する可能性がある場合は 即アウト判定。まるでテールランプのひび割れを放置しているのは、まるで 歯医者に行かず放置している歯周病スタイル。
検査官も見逃してはくれません。
ただし、ほんのわずかなひび割れ程度なら「まあ、光漏れもないし大丈夫ですね」と通ることもあります。ここは検査官の目と経験に委ねられる部分。つまり “検査官のさじ加減ゾーン” なんです。
オーナーさん的には「割れてるけど点いてるから大丈夫でしょ?」と思いがちですが、実際は 光漏れ=安全性に直結。後続車から見えにくくなったり、雨水でショートするリスクもあるので、早めの交換が安心です。
つまり、テールランプの割れは “歯周病の進行”と同じで、早めの治療=交換が必須なんです。


テールランプの件をオーナーさんに連絡したところ――
「ちょうど交換しようと思っていたんですよ!」との返答。しかも新品をすでに用意済み。
そして早速持ち込んでいただき、即交換。
ひび割れ&光漏れで“歯周病スタイル”だったテールが、ピカピカ新品に変身!まるで歯科治療後の白い歯のように、後ろ姿がキラリと輝く。


ウインカーを確認のため点灯させてみると――
おや?ちらついたり、時にはショックを与えないと不点灯になる…。
気まぐれスタイル。電気の世界の“居酒屋の常連オヤジ”みたいに、機嫌次第で点いたり消えたり。
原因は大抵、接触不良や端子の劣化。端子がグラグラしていると、電気が「ここ通っていいの?いや、やめとくわ」と迷ってしまう。結果、ちらつきや不点灯に。


以前に何か補修した跡がありますね?
先ずカプラー端子清掃&圧着でしっかり固定したりしたけど


ウインカーを点けると、未だ居酒屋常連おやじのように気まぐれな症状スタイル。
「今日は点けるけど、明日は休むわ!」とばかりにちらついたり、不点灯になったり…。これじゃあ検査ラインで即アウト。
そこでソケット交換を決断!
するとオーナーさんから「ウインカーだけじゃなく、テールランプのソケットも交換してほしい」とリクエスト。
結果、ウインカーもテールも両方交換。


新しいソケットに替わった瞬間、電気がスムーズに流れ出し
居酒屋おやじスタイルから卒業し、ピシッと安定した点灯。


ハイマウントランプ、LED電球2個切れてます――
アウト〜!
このハイマウントンプ電球実は 1個でも切れていると“電球切れ”とみなされて車検に通らないんです。
なぜかって?補助ブレーキランプとして後続車に「ブレーキ踏んでますよ!」としっかり伝える役割を持っているから。光が欠けていると「ん?ブレーキ踏んでるのか分かりづらい…」と判定
つまり、1個でも切れていると検査官からすれば「これは安全性に欠ける」と即アウト判定。


「それじゃ要らないから外してくれ」とオーナーさんからのリクエスト。
よし、外そう!と意気込んだものの――ルーフを先につけちゃってあるのかどうにも工具が入らない…。


そこで登場したのが――
普段は工具箱の奥で眠っている、僕の持ってる工具の中で 一番シャコタンのビット!


撤去完了!


ワイパーゴムは擦れまくりでしたのでワイパーブレード事交換!


リヤのウォッシャー液を噴射させてみると――
あれれ?ノズルが折れていて垂れ流し状態!


オーナーさんからのリクエスト――
「リヤはワイパー外しといて、穴の処置はとりあえずそのままでいいよ」とのこと。
ワイパーアームごと外してスッキリ


サイドミラーを覗いてみると――
ガラスが半分、両面テープの接着不良で独立宣言
このままでは走行中にブルブル震えて、最悪、風圧で「さよなら〜」と旅立ってしまう危険も…。
そこで補修で対応。


フォグランプ、点灯チェック!
……あれ?付かない!?アウト〜〜〜!
しかも4連仕様なのに3個しか付いていない…。これもアウト〜〜〜!
なぜ3個ではダメなのか?
それは 本来4連で設計されているものが欠けている=不完全な状態だから。検査官からすれば「仕様どおりに光っていない=安全性に欠ける」と判断されるんです。つまりまるで 中華料理屋の“4品セットメニュー”を頼んだのに、3品しか出てこないようなもの。
「ラーメン・餃子・チャーハン・アルコール」のはずが、なぜかラーメンが無い…。「え、セットっで頼んだんだけど?」と首をかしげる。検査官も同じで「4連仕様なのに3個じゃ不完全=アウト!」と即判定。

フォグランプが付かない → 車検通らない
4連仕様なのに3個しかない → 車検通らない


乱雑なフォグの配線確認してくと


何だこのヒューズの溶けた跡は!
バッテリー直からリレーの間のヒューズですが
溶けたというより、燃えたよね…。
どうやら許可容量を無視して、大きいアンペアのヒューズを入れてしまった模様。
本来ならヒューズが身代わりになって切れるから配線迄負荷かからないけど切れずに踏ん張ってしまった結果――配線が燃えて電気をシャットアウトするという逆切れおじさんスタイル


スイッチに接続されていたヒューズも30Å使っていて切れずに根性を見せた結果――配線が炎上・・
まるで叔父さんがチェーン店で問題起こして炎上してたよスタイル


炎上したり、レンズ割れて3個しか無いフォグランプは当然、再利用不能!撤去しちゃいました!


バッテリーが弱ってるので一旦外して充電しましょう!


バッテリートレイを覗いてみると――
ただの金属パーツなのに、そこには歴史が刻まれている。


バッテリートレイの下は――
そこには大粒の錆フレークがゴロゴロ!
まるで「土器が出てきました!」と発掘調査の現場みたい。
思わず「これは旧車文明の遺跡だ!」と叫びたくなる瞬間。
そして土器(錆フレーク)が出てきたので、工事は一時中止!
本日の“時々ブログ”はここまで。
次回更新をお楽しみに〜


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